
就業規則の存在しない会社、存在はしているが作成以来、見直しどころか、表紙を開いたこともない会社社長様はにしてみれば、就業規則の作成・見直しの必要性はまるで感じないのではないでしょうか。なぜなら、そんなことをしなくても、会社の運営に支障をきたすことはなく、何ら不便を感じることもなかったのではないでしょうか。一方で、会社によっては少数精鋭の従業員でやり繰りをする小規模事業所でも、就業規則を備え付け、頻繁に見直しを行っておられるとこもあります。ではこのような会社はまるで必要性のない無駄な行為を、時間や費用をかけて行っているのでしょうか?

就業規則見直しのポイントとは?
就業規則は労働条件を画一的に決めることができるだけではなく、従業員さんの社内での振る舞いに対して懲戒処分を行ったり、兼業したい従業員さんに対して許可制をとったりといった、規律を定めることができます。但し、その規定の仕方が、他の法律に抵触するようなものであったり、また、あまりにも不公平で社会的にみて理にかなっていないような内容であったり、はたまた、個人の人権侵害に及ぶようなものだったりするとその効力を否定されることもありますので注意が必要です。就業規則は従業員代表の意見書や従業員さんへの周知が必要とはいえ、作成に関しては通常、経営者単独の場合が多く、その点から恣意的になりやすい部分がある為このような調整がはかられるといわれています。見直しにあたってまずは上記のような点を意識して見直していくことが必須です。
2年、3年で会社を潰してもいいと思っている経営者は別として、長期的な会社の継続を考える経営者であれば、就業規則の適正化は必須です。少子高齢化社会となり、労働力人口が先細りすることが明らかとなった今、事業を長期的に継続していくためには、定年まで長期の就業が見込まれる若い力が必要となってきます。一方で、昨今の若い世代は未払い残業、過重労働などの報道を頻繁に見聞きしていることから、就職活動に際し会社の労務的風土に、非常に敏感になっているとききます。最近、求人をかけてもなかなか応募がない等ありましたら、御社の求人票をもう一度見直す必要があるかもしれません。若い人材が躊躇なく応募できる会社に体質改善を行い、同業他社に無い魅力ある会社としていくためには、就業規則の見直しが必須となってくるのではないでしょうか。

〒584-0032
大阪府富田林市常盤町7-28
常盤ビル4F
TEL 0721-69-5665
FAX 0721-69-5970